つり球の10の情報・感想・評価

エピソード10
俺たちのタックル
拍手:10回
あらすじ
避難命令の出された江の島島内で、ハルは一人「あいつ」に立ち向かう決意をする。一方で、アキラ、夏樹たちは皆で一緒に「あいつ」捕獲へと行動を起こす。そしてユキも、ハルに真意を聞くため、江の島へ舞い戻ってきた。皆が再び揃い「あいつ」との釣り勝負に挑もうとしたその時・・・・・・。
コメント1件
まりん

まりん

このコメントはネタバレを含みます

単身で「あいつ」に挑もうと覚悟を決めたハル。 自分が乾き切っても花に水をやる優しさが泣ける。 そんなハルの元にユキが名古屋から駆けつけようやく再会。 かつてないほど躍動感のある作画にユキとハルの気持ちが本気でぶつかり合う瞬間を見た。 今までが近すぎたせいか話数2話分にしてはなんだかすごく久々に2人がそろった気がする。 一人で何もかもを背負い込もうとするハルに手を差し伸べるユキ。 ハルに引っ張られることの多かったユキが本当に頼もしくなったなと改めて実感する。 クライマックスに向けて仲間だけでなくこれまで関わってきた人々全員が協力し合う熱い展開に高まった。 そしてそんな面々とは対照的な名前も知らないタクシー運転手からの親切。 不思議だけどあたたかいつり球の世界にさらに深みが増す印象的なシーンだった。 妊婦のフリをした海咲を見送るDUCKの構成員や夏樹のダンスなど不穏な島内とは裏腹のゆるい空間もちょこちょこ見られてよかった。 作戦開始と思いきや軍艦の暴走によりHEMINGWAYが爆破。 江ノ島に平穏は訪れる日は来るのか。