エピソード08
第8話

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あらすじ
仙夏(岡田結実)は鳥居(前田公輝)に、蔵地(葉山奨之)への思いを気付かされて戸惑っていた。そんな中、カフェ“蔵”に蔵地の父・幸春(手塚とおる)がやってくる。幸春は、不動産で財を成すカリスマ社長だった。彼は、蔵地が運んだコーヒーを飲んで「今月末までに立ち退け」と命じる。 “蔵”は幸春の土地を借りていて、ずっと赤字が続いていた。
さらに幸春は「逃げ続けた人間の末路だな」と蔵地に言い放つ。イラストレーターになると言って父の会社を辞めたにも関わらず、夢をあきらめかけている蔵地には、痛過ぎる言葉だった。
強引に話を進める幸春を「あたしは、この店で咲き誇るって決めてるのさ」と、仙夏が止める。仙夏は、“蔵”の売上げを今の倍にすれば、店を続けてもいいという約束を幸春に取り付ける。
泉美(吉谷彩子)は、ある仕事で江戸時代に詳しいイラストレーターを探すことになり、鳥居(前田公輝)から人選を任される。泉美は蔵地に、イラストの仕事を頼む。泉美は、蔵地のイラストで得意先にプレゼンして仕事を取りたいという。蔵地は、泉美のプレゼンに向けてイラストを描き始める。仕事は順調に進み、喜ぶ蔵地と泉美。そんな2人を見守る仙夏は、胸が苦しくなる。
その頃、長兵衛(一ノ瀬颯)は、寿乃(山口まゆ)とともに、タイムスリップする方法を考えて試していた。長兵衛への恋心が芽生える寿乃。しかし長兵衛は、仙夏のことで頭がいっぱいだった。
すれ違う女と男の思いはどこへ向かう…? そして、“蔵”はどうなってしまうのか!?