エピソード10
第10話

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あらすじ
仙夏(岡田結実)は、江戸に帰ることを決心する。蔵地(葉山奨之)は仙夏を好きだからこそ、彼女は江戸に帰るべきだと考えたのだった。
「涼八屋の仙夏、令和の東京、花魁として華麗に散ってやるよ」
仙夏は令和に自分がいた証を残そうと、周りの人たちにあれこれと世話を焼く。満月の夜に彗星が流れるタイムスリップの日まで、あと数日に迫っていた。
そんな中、鳥居(前田公輝)は、突然会社を辞めて姿を消す。泉美(吉谷彩子)への恋心を自覚した鳥居は、これ以上好きになることを恐れて彼女から離れた。
鳥居がいなくなったことに泉美は動揺し、彼の突然過ぎる行動を無責任だと責める。そんな泉美に仙夏は、鳥居は無責任な人間ではないはずだと諭す。仙夏は蔵地と泉美を連れて、鳥居のいる場所に向かう。鳥居は、カリスマ社長としての生活をすべて捨てていた。しかし、泉美への思いだけは断ち切れずにいた。鳥居の真意を知った泉美は…。
タイムスリップに向けて、長兵衛(一ノ瀬颯)が壊れた大八車を修理。彼は恋敵であるはずの蔵地に「お仙がおぬしを忘れぬようにしてくれぬか?」と頼む。
そして、タイムスリップ当日。蔵地は、仙夏をスカイツリーに連れて行く。仙夏がずっと行きたいと言っていた場所だった。最後の思い出を作る仙夏と蔵地――。
夜になり、仙夏と長兵衛の旅立ちの時が近付く。寿乃(山口まゆ)は長兵衛と、ある約束を交わす。
夜空に、満月と彗星が浮かび上がる。「あたしはどこに行ったって、咲き誇るんだからね」と告げる仙夏。仙夏と長兵衛を乗せた大八車を蔵地が引き、タイムスリップの瞬間が訪れる――! 仙夏は江戸に戻る事が出来るのか?そして、仙夏と蔵地の時空を超えた恋模様はどこに着地するのか?