３話の終わりから、一気に引き込まれました。コメディ要素も含んだはっきりと悪いことだらけのドラマ、中々ない唯一無二の作品でした。
敵味方がこんなにも直接の絡みが多い刑事ドラマは珍しいのではないでしょうか。そんな演出に少しもどかしさを感じましたが、このドラマならではであり、サスペンス要素の強いストーリーの中でも、キャラクターに愛着を持たせることができているように感じます。
「海外で収録とかをしなくても、カサノのバックグラウンドを用いると×海外のスタイルのドラマが作れる」という視点を得ることのできたコンテンツでした。
主役の2人の演技も素晴らしかったのですが、特にバベルのチャン兄弟が好きでした。特に悪役ジュノがいい味を出していて、近年稀に見るサイコ感でした。アイドルの姿を見る際にもチラつきそうです。。。
うつけのキャラから話の面白さを作るキーマンになってく姿、戦国武将の信長感があって魅力的でした。ドロドロとしたストーリーの中で、彼の包み隠さない素直さで温かさを感じられました。
最初の金のためにカサノが動くシーンは、少し違和感を覚えました。ですが、金の中にギロチンファイルが入っているというからくりに驚きました。
ただ、人がとにかく死ぬので気分に合わせてまた見たいと思います！
