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瞳の奥にのmasue16のネタバレレビュー・内容・結末

瞳の奥に(2021年製作のドラマ)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

最後の最後の展開がすごかった。背筋が凍る。

最終話の途中まで「まぁ何となく想像はついていたなぁ」なんて考えていたら、全然想像していなかった展開が飛び込んできたからびっくり。
少なくとも、『そしてミランダを殺す』で有名なピーター・スワンソンの小説が好きな人は好きなオチのはず。

また1話目から見直して張り巡らされていた伏線を回収したい。
夜驚症ではなかったはずのアデルが「夜驚症だった」と言ったり、あの指を数えるルーティンをしていたり。
ドラッグを嫌っていたはずなのに、慣れた手つきでクスリを打っていたり。
元々裕福な家庭で育ったはずなのに、夫の裕福さを口にしたり。
2回連続で騙されるデイヴィッド、アホなの?!って思ったけど、私も騙されたし、まさか魂が入れ替わってるなんて思わないからな...

親を亡くした上に、信頼していた友人に体を奪われ魂を殺されたアデルが可哀想すぎる。
ロブのデイヴィッドへの執着は愛情だけではなくて、豊かな暮らし/ステータス/(アデルの)美しい容姿/育ちへの執着もあったんだろうな。

それにしても、アデルの両親が亡くなった火事が「不審」だったのはただのミスリード?
両親も幽体離脱の能力があって火災に気づかなかったとか?
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