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アンダン ~時を超える者 シーズン1のtomonorienのレビュー・感想・評価

4.0
主役のアルマと共鳴できる人は多いだろうな

少なくとも俺はそうだった
彼女の思考や言動は過激と感じるところもありながら、自身に置き換えると共感してしまう

話の構成も、全員を疑ってしまうようなワクワクとする流れになっていた
もしかしたら俺だけが全員を疑っただけかもしれないけれど 笑

ロトスコープという技法で、撮影した俳優らの演技をトレースしてアニメーションと合体させた映像作品
大昔に観た、キアヌ・リーブスはキャスティングされた「スキャナー•ダークリー」を思い出す… 確かにどちらも設定は現実世界とそうではない空想世界の行き来を簡単に表現できるSFアニメーションならではの脚本が生きる
画風が全く違うものの、ロトスコープ特有のヌルッとした、人型ロボットに感じる不気味の谷に似た感覚は健在

アメリカに限らず、ホームドラマで両親(あるいは片親)が移民という設定というだけで一定数の視聴者ファンは確保できるだろうな

さっき調べると、シーズン2は決定しているみたいでビジネス臭がする 笑 確実にこのシーズン1で俺は完結し終われている
これ以上に話は何がどこにどう膨らむのか、期待してしまうと、その気持ちを折られそうだし、いろいろ妄想は止まらない… 出番の少なかった牧師に有名な彼はキャスティングされていたところとか、伸び代なんじゃないか など

話は変わるけれど俺のようなシングルと、恋人を作る人との価値観というのがどうも相見えないと思うシーンが多々あったなーって
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