このレビューはネタバレを含みます
すきだった〜〜青春と冷たい現実の狭間で愛しい毎日を過ごす人々。ゆるい空気感の中にも胸がキュッとなるような切なさがある。
点と点がちゃんとつながってる感じというか、登場人物がちゃんと生きた人物として感じられる。ああ、この人はこういうことで悩むし、他人に突っかかるし、笑うんだなあ、というところが腑に落ちる。
特に、春斗が中浜さんの再就職のときに「花が綺麗に生けてあるからという理由なんかで会社を決めて良いのか」みたいなことを言っていたのが、春斗らしいと思った。中浜さんのオタク感がすごく好きだったし、なんか苗字で呼びたくなる感じもわかる。
ただなあ、最終回はまとめにかかりすぎて間延びしているように感じてしまった。新しい展開を起こすのは難しいだろうけど、なんか欲しかったなあと思うのは贅沢かな
