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ナビレラ -それでも蝶は舞う-のととのレビュー・感想・評価

4.5
私はハラボジ世代。
なのでこのドラマは見ていて癒されて、辛くて…感情移入しすぎてしんどかったです。でも最高の心暖まるお話でした。出会えて良かったと心底思える作品です。

私も退職してから英語を始めたし、去年からは韓国語も勉強し始めたので、いくつになってもやり始めることに「遅すぎる」ことはない、今日が一番若い日ーーというメッセージに共感しながら見ました。明日も頑張ろう❗

チェロク君は優しさをぶっきらぼうな物言いで隠してるところがキュートで見目麗しい青年。ソンガンさん、バレエを半年も練習したとか…マスク付けて❗偉い❗

哀しさを瞳の奥に宿したホボム君は出演シーンは少なかったけれど見る人に強い印象を残した青年でしたね。彼の演技は心情表現が巧みでこれから期待しています。

でもなんと言っても素晴らしいハラボジとハルモニの演技。ただベンチに座っているだけ、ただ料理してるだけの場面で多くのことが語られ、伝わってきました。
ハラボジの体調変化も表情一つでわかりました。培ってきた表現力の深さ、豊かさを見せてもらえました。

脚本も見事でした。ラブラインを入れなかったセンスに拍手です。だってハラボジとチェロク君のブロマンスが最高でしたから。

最後に…後半はずっと爪先立ちや腕上げ、ターンなどハラボジと同じ動きを真似ながら見たんですよ。バレエ以外のシーンは踵上げやストレッチも取り入れました。いいワークアウトになりました。心身とも元気で前向きに生きよう、ありがとうという言葉をたくさん使おうという気持ちになれました。

ナビレラ制作に関わってくださってこのドラマを披露してくれた全ての人たちにありがとうと伝えたいです。
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