100kch

ナビレラ -それでも蝶は舞う-の100kchのレビュー・感想・評価

5.0
ソン・ガン、本物のバレエダンサーなのかと思った。全部は踊っていないのかもしれないけど彼のバレエシーンはとても美しかった。

始めはおじいさんの家族があまり好きではなく、おじいさんを可哀想とさえ思ってしまっていたが、おちゃめでユーモアのあるおじいさんを中心にみんなの気持ちが前向きになっていって、最終的には登場人物全員が愛しくなった。
終盤はやっぱり辛くて、人生の儚さを思い知らされるけど、それでも
チェロクとおじいさんが出会えて育めた友情やおじいさんの子供たちが自分自身と向きあえて素直になっていくさまを見ると、儚いばかりじゃないよな、とポジティブな気持ちになれる。

挫けそうな時に背中を押してくれる作品。
100kch

100kch