雨やどり

ナビレラ -それでも蝶は舞う-の雨やどりのレビュー・感想・評価

4.2
涙腺が崩壊しました。チェロクの美しいガブリオールやおじいさんの思いのこもった舞台に拍手喝采です。よくある主人公の成長物語、とくにバレエは哲学的で厳しいレッスンを重ねるものが多いなか、おじいさんや家族、誰もが将来避けては通れない病気をテーマにした深いストーリーが良かったです。指先だけの動きや感情を表現することの大切さを1番に教えたり、年齢や障害に関係なく舞台を楽しむダンサーの描写が、古臭いイメージのバレエにも今の時代の多様性を感じる素敵なドラマでした。
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