びすけと

ゼム シーズン2のびすけとのネタバレレビュー・内容・結末

ゼム シーズン2(2024年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

まず掴みからバッチリ、遺体が怖すぎる。骨の音も恐怖。

対して、当該事件は"呪い"によるものなのかと思わせる描写。
冒頭からヒントが散りばめられているようで、登場人物も最初から限られているんだけど予想がつかないのが面白い。
マッキニーマジでイヤなやつ。

決定的に疑わしい人物が1人いるんだけど、あまりに露骨なのでミスリードなんだろうなぁと思いつつ、、、
映画JOCERを想起せずにはいられない社会からの孤立。
序盤で、主人公(女刑事)に悪魔的なのが憑依してるパターンがよぎったけど、ありきたりだからそれはないか〜となり。

ヒリヒリとした恐怖が先へ先へとかきたてる。サスペンス系が久々だったこともあり、一気見してしまった。まだ4話目なので楽しみ。

【全部見た。】
救えない死が悲しかったなー。何の因果か、とばっちりみたいな人もいるし。(メキシコ人の男の子??)
養母の確定的な最期もショックだった、、、パム・グリアはLの世界以来に見られて、変わらず綺麗ですごく嬉しかったのに)

エドモンドへの社会の厳しさは、人種的なものにとどまっていなくて

後味どっしり。謎も残る。まぁそれがサスペンスだよなー。なってほしいようにはなってくれない。
主演女優、かっこいいなー。
最後ケルヴィンどうやって助かったのか??
シーズン1との繋がりもサラッとしてた。

箱に押し込められた人形と同じように遺体の骨が折れまくってたのか。
あ、なんかもうこれはとっくに常識の話じゃないんだと。
シーズン1のピエロ久しぶりに出てきて怖かったー。
これは自分がもしそうなったら?と考えなければ共感しづらいからなんだろうけど、
実は血が繋がった双子でした!実は養子でした!という設定の重要さがそんなに理解できず....(よく使われるありがちな設定に思う)

思いの外シンプルで大きな驚きもなかったんだけど、それをここまで緊張感を保って派手に不気味に描写する手腕はお見事......夢中で見てしまった。

同じくAmazonオリジナルでは、2023年に見た「キラー・ビー(SWARM)」も良作だった。扱ってる題材全然違うけど。
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