たむ

ジュピターズ・レガシーのたむのレビュー・感想・評価

ジュピターズ・レガシー(2021年製作のドラマ)
3.3
『キングスマン』や『キックアス』の原作者のヒーローものを『スパルタカス』でエログロのかぎりを尽くしたスティーヴン・S・デナイト監督のもとNETFLIXで連ドラ化です。
これは期待大、世界での視聴数もなかなかとの事ですが、複雑な構成と陰惨な展開の暗すぎる作風に、しんどい作品となってします。

主人公の若い時をシネスコサイズで、現代をヴィスタサイズで切り替えているのですが、家族を持つことの葛藤がクロースアップされます。
ヒーローももとは人間でその悩みや葛藤は普遍的。
なのですが、『ザ・ボーイズ』を観てしまっていると、ユーモアもなく、過激さもどこか中途半端にみえてしまいます。
似たようなテーマ、題材の作品が増えているので、比べてしまうと、見劣りしてしまう点は残念でしたね。
たむ

たむ