旅行作家になろうと決心したヘジであったが、ある日旅行先のゲストハウスでジムという本心が読めない男と出会う。そのゲストハウスでパーティーが行われたが、ヘジとジムの二人は後片付けじゃんけんで負けてしまう。後片付けを機にジムと仲良くなろうとしたヘジは、ジムに質問をして今回初めて一人で旅行に来た事を知る。ヘジは職業病なのか無意識にガイドをしてあげると言ってしまうのであったが…

ヘジは約束通りジムに春川を案内するが、その第一回目の記念として炭火で焼く「春川タッカルビ」を紹介する。お肉の焼き方で相手の性格が分かるというヘジだが、ジムの焼き方に不思議に感じる。ジムの代わりに残りのお肉を焼こうと試みたヘジであったが、眼鏡を外したジムのイケメンさにときめいてしまう…

ヘジが昼食を奢る予定であったが、お財布を忘れてしまいジムが代わりに支払う事になる。その後、レールバイクに誘われたヘジは寒い中、疑問に思いつつもジムについて行く。寒さに限界を感じていたヘジであったが、突然手袋を貸してくれたジムにときめきを覚えてしまう。ヘジとジムは汽車に乗って駅に到着したが、ヘジはときめきから逃げたいが為にそそくさとその場を去ってしまうのであった…

ヘジが先に帰ってしまい自分が何かやってしまったのかと後悔するジム。いくら考えてもヘジに対して失礼なことはしていないと繰り返し考えのであった。一方、ヘジはジムの元を後にし、金裕貞(キムユジョン)文学村へとやって来る。旅行作家になる為、メモをしたりと忙しいヘジであったが、偶然にもそこでジムと遭遇し二人は急接近するが…

ゲストハウスで2回目のパーティーが行われた。その時、ジムに好意を寄せていたボムがお酒に酔ったフリをしてジムの肩にもたれかかった。それを見ていたヘジは何故か嫉妬心から外へと逃げてしまう。ジムはヘジの後を追いかけ、「明日手袋を返して欲しい」という口実で翌日の春川ガイドを約束する。

ジムとの約束の為に待っていたヘジだったが、ジム本人が時間になってもやって来なかった。不安になったヘジはゲストハウスの主人に尋ねるが、朝早くに荷物をまとめて出て行ったと聞き、ショックを受ける。数時間後、引越しのせいで遅れたと謝罪したジムはヘジに再びガイドをお願いする。それを承諾したヘジはジムと楽しい時間を過ごすのであったが…

二人は春川ガイドの一環として昭陽江(ソヤンガン)スカイウォークへと向か う。ヘジは高所恐怖症で手すりにしがみついているジムを見て愛らしく感じて しまう。その後、ジムとヘジはお互いの恋愛やゲストハウスでの出来事につい て探りながら聞いていくが…お互いがお互いに興味を持っている事に気が付く のだろうか?

二人は金裕貞(キムユジョン)駅でお別れすることとなった。互いに様々な思いがあるのだが、素直になれない二人は最後に写真撮影して別れようと言う。一方これからもヘジとの関係を続けたいジムは意を決して連絡先を聞こうとするが、ヘジは握手をしようと伝える。そして二人はそれぞれ金裕貞駅を後にするが…