NozomuYamaguti

半分、青い。のNozomuYamagutiのネタバレレビュー・内容・結末

半分、青い。(2018年製作のドラマ)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

いつも作品を見ると「この作品は何を伝えたいんだろう」って思ったりする。
この作品が言いたい事は明快だなと、
「辛くても、周りの人やアイデア次第で幸せに変えれる」
そんな事を作品の中で何度も教えてくれた
超スーパーいい作品。

放映当時、リツイートで流れてきたこの作品の要約は文字として見ると、超波瀾万丈過ぎだなと思った。今回ようやく見れて、思ったのは確かに大変な人生。でも、主人公鈴愛の人生は最悪なのかと聞かれると、そんなわけあるか、最高に決まってると怒りたくなる。なんだろうな。

毎エピソードが見どころだと思う。ずっといい話、なんなら最初の幼少期から泣いてた。
ただ、1つ涼ちゃんについて特に思うところがあった。記録に残しておきたい。

涼ちゃんは結局、映画監督になる夢を諦めきれず。映画監督になるために鈴愛とかのちゃんを捨てて、無事に映画監督になれた。今思うとニューシネマパラダイスのオマージュなのかな

おんなじクリエイターとして、夢に没頭する為に他の事を排除する姿勢、非常に理解できます。自分もプライベート辛い事があっても「俺にはデザインがある」と言って仕事に向かった時、とても捗ったり。
そうして、今の自分が居ると思う。

ただ、これだけは言えると思う。
やっぱり他の事は要らない
必要無いと判断して、夢を叶えても。
人生のどこかでつまづくし、何か足りない人になると思う。

どんな、仕事も人に対して行う事。
嫁でも、もちろん娘に対してでも不誠実な扱いができる人は
絶対に人として良くない。って自分に対して思ったなあ。

こんな感じで色々なことを気づかせてくれるめちゃいい話。
最高でした。
NozomuYamaguti

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