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半分、青い。のkaiseのネタバレレビュー・内容・結末

半分、青い。(2018年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなにも挫折だらけで本音丸出しの朝ドラが一体これまでにあっただろうか
私は朝ドラ大好き人間ですがその中でも半分青いが一番大好きです
同じ物事をどう捉えるかは自分次第、というのが一つの核だったと思うけどこの考え方がまずすごく好きだった
そしてすごく好きなセリフがたくさんあった
・先はわからんっていうのは、最高に贅沢な気がする、夢見てるだけでも元取れるな
・私には何もないと思うか、だからこそ何にでもなれると思うか
・想像力の翼はどこまでも飛び立つ
・描くものが全てだ。作ったものが全てだ。その人がどんな人であるかは関係ない
・15分光が差すだけで人はそれを楽しみに生きていけるんやって思ったんやその時
・みんな自分の分しか頑張れない
・もうダメだと思うか、いや行ける、先はきっと明るいと思うかは、その人次第
・生まれることがめでたくて、死ぬことが悲しいってのは、乱暴なような気さえするんや
・悲しみを乗り越えたわけではなくて、悲しみと共に生きている

あと主人公がありえないほどわがままでうるさくて、でもそこの必死さがこれまでの朝ドラにない感じで良くて、芽郁ちゃんの演技と北川脚本の描く鈴愛の感じがすごくマッチしてた、なんだろう、全然綺麗じゃなくてがむしゃらでもがいてる感じ、好きだったな
終盤で恋ドラ感が強くなってしまったのがちょっとアレだったけど、前半〜中盤あたりはとても好きだった、そしてやはり秋風羽織の存在は偉大、あんな魅力的なキャラクターは今後の朝ドラで出てくるんだろうか
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