あのときキスしておけばファン必見のスピンオフ。
ドラクエ的な、いや、「勇者何とか」的な、まあ、安定のゆるーい設定です。
で、脚本はR18かも(笑)。大人の悲哀が塗り込められています。
そして、はっちゃけた時代の小劇場みたいなノリ、嫌いじゃない。
十代の若者2人(藤枝喜輝さん、窪塚愛流さん)を、芸達者な大人3人(松坂桃李さん、井浦新さん、三浦翔平さん)が支えるっていうバランスもいい。
とにかくあのキスファミリー総出演での、意外と完成度の高い寸劇が癖になる。やっぱりモヤオ役の松坂桃李さんの語りが作品をまとめあげているんだと思う。
