このレビューはネタバレを含みます
最終回残すのみですが、面白くなるかも？と言う期待(前作が面白すぎたから)で見てきたけど、
まあその期待も終盤からはかなり薄れていたけど、ネチネチと丹念に描くところと、ザーッと雑に描くところの差が激しくて、それからすると、なんでキョセムを主人公にしてこのドラマ作ったの？と思う。
以下辛口感想↓
主人公なのに一番いいところはサクッとオミットされて、最後は子殺しの権力欲にまみれた女でした、ってこと？皇帝たちは怒りも不安もコントロールできない人たちなのに？まあそれもすべて、歴史ドラマの演出なので、親子の情も兄弟の情も思慕も全てを間に受けることもないんだろう。
ただ、現代になっても彼女こんなドラマにされてしかも能力を発揮したところは「〜年後」になってバッサリ描いてもらえずマジで気の毒。生きてた時も過酷だし死に方も過酷だというのに、ドラマでもしょうもないムラトの恋愛沙汰に尺とられまくってこのラスト。ほんとーにキョセム可哀想だわ。
前作のクオリティをもってすれば、キョセムの歴史に残されなかった空白の隙間をどう埋められたのかな、と思うと、わたしは辛い。
