針井堀田

ゆとりですがなにかの針井堀田のレビュー・感想・評価

ゆとりですがなにか(2016年製作のドラマ)
5.0
なんでOAでチェックしてなかったんだろう。どハマり要素が多すぎて1週間で全10話を終えてしまったことが後悔でしかない笑

あんなにも「おっぱい」連呼できる登場人物を、このドラマの道上まりぶくんの他に知らない。もはや発明だと思う。

劇伴でも「おっぱい」連呼する曲あるし、山路は黒板に何度も「おっぱい」を書き直すわで、もう何なんだ。笑

何よりも、ひょっとすると言い訳がましくなったり、こじつけやイメージ先行になりそうな世代間のギャップをテーマに真摯に笑えて考えさせられる物語の構成が凄い。

ゆとりモンスター山岸くんがだんだん愛おしくなる不思議さや、団塊世代のでんでんが可愛らしく見えてきたり、バブル世代のレンタルおじさんが頼もしく見えてくる。

みんなそれぞれ真面目に生きて、もがいたり乗り越えたりするから結果笑えてくるんだと再確認。悩んだらゆとりに立ち返ろう。