夫婦の実話を切り取って同じ境遇でも男と女で全く立場が違うこと、そのなかで笑いのネタやセックスシンボルとして消費されてきた女性をフェミニスト的なアイコンとして再構築する試みはおなじくディズニー+で見れる「タミー・フェミの瞳」と似ている。ジェシカ・チャスティンがアカデミー賞受賞したけど、こういうモノマネ演技はオスカー受けがいいというのはよく言われるよね。リリー・ジェームズは清楚なイメージから一転して際どいシーンをたくさん演じているのだけど、役者すごいねで終わってしまうのが心配。実際のパメラ・アンダーソンはドラマ化に反対みたいだって複数のメディアが伝えているし、男性器がしゃべるくだりとかすごいなと思いながら見てたけど、どうなのかなぁ。面白く見たんだけどね。これで元のビデオに注目が集まってしまうのなら、ドラマ化したのは失敗だと思う。
