ミステリー兼ヒューマンと恋愛の2本立て。ミステリーの方のストーリーは微妙に複雑で、あれなんだった？と回収しきれてないところもあり若干のマイナス要素あり。
しかしそれを差し引いても、単なる恋愛にとどまらない、魅力的なキャラが織り成す人間ドラマでしっかりと余韻が残った。
7話まででこれからの感情のやり取りを理解する下地が終了。そこから思う以上に厚みのあるストーリーで結構な頻度でホロリ。言葉も所作も優しくて、出てくる人たちの描写も丁寧で、みんなのことを好きになってしまう。優しい人たちの周りには優しい人たちが集まる。
全体を通して散りばめられた回想的な言葉のやり取りが絶妙。
ソヒョンジンのドラマは何本か観て、クセが強くあんまり良い印象がなかったけど、今回はサイコーに良かった！11話か12話で、母親を相手に電話で泣きながら訴えるシーンはもうホントに熱演で見惚れた。
それと最高のスパイスがガヨン。独特の演技でかわいい変人役を演じきって、要所要所で流れを作ってた。英語の言い回しがかわいくて耳から離れない。
またこの脚本家のドラマが観てみたくなった。
