連ドラは回を重ねるごとに主要キャラに好印象や興味を抱くようなつくりになっている。仮に前半で悪印象キャラでも、後半になればなじんでくるものだ。
しかし本作は違う。
なぜ日系女性役にこの女優を抜擢したのか意味不明。
スパイ役なのに体型、格闘、撃ち方、走り方がお笑いレベルの演技だ。
特に走るシーンが酷く、完全に息が上がっており、リアルでゼーゼー言ってた。
スパイアクションドラマで主役を張るのならば、肉体改造は当然の責務だろう。そこらへんにいるおばさんにしか見えない。
7話では見ているだけで不快感が高まるが、これは狙ってやってるのかなあ。SEXシーンも見ていて美的にキツイ。
『ジョンウィック:コンセクエンス』のリナ・サワヤマ級の女優が演じていたらもっと人気を集めるドラマになるだろうね。
ストーリーは最後まで余韻を残す内容になっているだけに、残念。
キャスティング失敗で-0.5かな。
各話ゲストスターでポール・ダノ、ジョン・タトゥーロ、ヴァグネル・モウラ、エイザ・ゴンザレスとかが出ているので、そのあたりの仕込みにはセンスを感じた。
ドナルド・グローヴァは憎めないキャラをうまく演じている。