ゆぴこ

DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機のゆぴこのレビュー・感想・評価

4.4
製薬会社が金儲けのために嘘を並べ立てて売り出した“依存度1%未満で魔法のように痛みが消える薬”が、全米でどんな悲劇をもたらしたかを描いた作品。

田舎のお医者のおじいさんの気持ち考えるとほんとやりきれないわ〜…。サム医師を演じたマイケルキートン自身も過剰摂取で甥っ子を亡くしているらしい。

そして炭鉱で働き背中の怪我が元でオピオイドを処方されて依存していってしまう少女にケイトリンデヴァー。エミー賞取って欲しい!

痛みの支配から逃れようと薬を処方された人が、今度は薬に支配されてしまう。そしてその人から、家族、恋人、夢、残りの人生さえも奪ってしまう。今だにこの悲劇はアメリカに蔓延る。

2話くらいまで見るのやめようか何度か悩んだけど3話以降からは止まらなくなった。最後まで見てよかった。
ゆぴこ

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