ぶーやん

D.P. -脱走兵追跡官-のぶーやんのネタバレレビュー・内容・結末

D.P. -脱走兵追跡官-(2021年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

韓国社会派ドラマ。2014年実際に起こった部隊内いじめによる死亡事件や銃乱射事件が元になっている。
リアルに表現されているのだろう軍隊内政治・軋轢や臭いものには蓋的な組織構造。
日本も似たり寄ったりな社会構造。歪んだ社会が生み出す暴力や虐め傍観。しっかりと韓国社会が垣間見え、日本も同じ闇を抱えている事が分かる。
お母さんと若い兵士達は口にする。かつて戦争で散った若い日本人達も同じだ。虐めも戦争も変わらず終わらないものなのか。何もしないと変わらないと機関銃を撃ち放つラスト。
傍観者たちに向けても撃ち放たれる弾劾は声にならない苦しみを突き付けられている様。
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