面白い！原作をぎゅーと絞って作った感じ。制作側は要点や見せ場をわかっている模様。ただし、大きな不満点がある。
ゾロが悔しくて泣きじゃくるが前を向くシーン、サンジが土下座して感謝を伝えるシーン、ナミが絶望感と不安で泣きじゃくるが本心を打ち明けて助けを乞うシーン、ことごとく再現されておらず。これはつまり最高時速700kmでるところを300kmぐらいしか出させない、という意味わからん作り方をしていること。
ワンピースは最初は絡まっている話しと人間ドラマが物語が進むにつれ加速していき終盤で物語とその章に登場する人間ドラマの絡みが綺麗にほどける時に700kmという爆速スピードをだすところに読者や視聴者は感動する。アメリカ人はこういった感性が理解できないのだろうか？だから作れないのか？そうは思えない。ディズニー映画をみてワンピースと同等かそれ以外のインパクトを受けた作品は多い。例えば2017年のシンデレラはまさにワンピースと同じテイストを感じた。コブラ会も同じテイストをしてる。アメリカ人は泣きじゃくるシーンをかっこよく描けるはずだ。納得いかない。
