タイトルがもう少し良くならなかったのかという…
スクイードゲームで良いと思ったがイカゲーム。
ちなみに海外での洋題はRound 6。これは全部で6つゲームが用意されていることから付けられていそう。
カイジのように借金を背負っていたりどうしても大金が必要な人々を巨大な船に乗せてプレイヤーとしてデスゲームに参加させるサバイバルもので6つのゲームをクリアすれば参加人数×1億円の賞金456億円が手に入るというお話。
主にむかし子供の頃に遊んだような懐かしい遊びがゲームの種目になる。
神さまの言うとおりの原作マンガがけっこう好きだったので最初のゲームがだるまさんが転んだの時点で丸パクリか!?と困惑させられたがゲームからゲームまでの寮生活や私生活でメインキャラの背景を描き人間ドラマもしっかり描いているので観やすかった。
ここのキャラの背景の描き方も本当にGANTZや神さまの言うとおりあたりのアイデアをそのまま引用している感じがした。
しかし船の中が異様にカラフルだったり、運営サイドの下っ端のマスクや首謀者のマスクがめちゃくちゃカッコよかったり、よくある刑事サイドが動いている描写を細かく描いたりしていてそこに関しては割と目新しさを感じた。
残念に思ったのはファイナリストが決まってからの流れがもったいなかった。
物語が最後になるにつれて意味不明&残念なオチの応酬でガッカリ…
シーズン2で巻き返すことは可能だと思うが主人公がクズなのにお人好しで共感しずらい上に大泉洋に見えたり高橋ジョージに見えたりするがパッとしないし最後は何故か見た目まで…
主人公を新たにもう1人増やしてもう1人をメインにするならまだ面白くなるかもしれない。(しかしこれをやると神さまの言うとおり弐と同じ展開になる笑)
全体的に見ると
まさかの発想による逆転劇が多く、デスゲームとしての面白さはあるが、
ラストがもったいない&色々パクリすぎといった印象。
刑事サイドの話は先が読めなくてけっこう楽しめた。
独特な色彩や雰囲気がウケているのかもしれないが
正直、色んなネタをほぼそのまま引用しているような作品が米ネトフリ1位の快挙は少し違和感を覚えた。笑