このドラマを観た後、ちょうど「ギバー」についてWEB記事を読んだ。
「ギバー」「テイカー」「マッチャー」の中で、最も成功を収めるのはギバーだそう。ギバーはまわりからの評判が良いため、他人に奉仕したことが結局自分の成功として返ってくることが多いそうだ。
鏑木は立ち寄った先々で出会った人たちのことを、自分の知識や人脈をフルに使って救っていった。その時は自分の利益なんか考えていなかったけれど、最終的にそれが自分を救う結果に繋がった。まさしく鏑木こそギバーであり、まわりの人からの信用を勝ち取り成功として自分に返ってきたんだなと思った。
最終話、亀梨さんの裁判後の演技に涙した。
出会った人たちが鏑木が脱走犯だと知った後、通報するかどうか葛藤してくれる人間ばかりで良かった。(もちろん鏑木の人間性がそうさせたというストーリーは理解しているが、現実はもう少し利己的なのかもしれないから)
登場人物に愛着が沸いたし、話が上手くまとまっていて面白かったです。