最初は面白かったのですが、中盤に急速に失速して終盤少しだけ盛り返したかな?という印象。
新生アベンジャーズの核になるかもしれないヒーローのオリジンが描かれます。
ポップな画面構成やパキスタン系アメリカ人のティーンエイジャーのシットコム的な楽しさがあった序盤は好きです。
途中からアベンジャーズオタクという設定がどうでもいい感じになって残念でした。
あのメタ的なツッコミみたいなのがすごく面白かったので残念です。
現在はヒーローの誕生譚のストーリーはイマイチ当たらないみたいで、ヒーローのオリジンはドラマシリーズで済ましてしまおうというのがディズニーの戦略みたいですね。
終盤の「ぼくらの七日間戦争」みたいな展開は意外と好きですが、ゾーイとの絡みはもう少し丁寧にやっておくべきだったのではないかと思います。
やはりカラチに行ったり過去に行ったりした展開が余計だったように感じます。
レッドダガーの師匠的なヤツとか必要だったかな?
ヒーローの誕生譚として覚悟完了してユニフォームを纏うシーンや市民の救済と歓喜のシーンがあったのは良かったです。
ミズマーベルと名乗りを上げるシーンは欲しかったかも。
ラストは元祖ミズマーベルの彼女が出てきて「マーベルズ」への引きで終了しました。
突然変異やらなんやら言い出したのは「X-MEN」の参入を見越したものなんでしょうねきっと。