映画のようなオープニングの映像と音楽に恐怖心に駆られ、エンドロールが更なる不安感を煽る作品。
気弱で平凡な大学生がある日一夜にして殺人事件の容疑者になってしまう。
終始重い空気感が漂う中、事件は有罪の状況証拠に固められ、逃れられなくなっていく。
刑務所という辛い環境で生きていくためには自分が変わらなくてはいけない。
全8話という短いドラマだが、主人公ヒョンスの心情の変化や形相の違いがキム・スヒョンによって見事に演じられている。
腐れ切った韓国の法曹界が冤罪をかるんじていることに腹が立つ。
最後は展開が早くあっさりと終わってしまったが、ヒョンスが何を思いどう生きていくのかその先を知りたい。
