雲呑

二十五、二十一の雲呑のレビュー・感想・評価

二十五、二十一(2022年製作のドラマ)
4.0
青春をすべてかき集めたドラマ。輝かしくて美しくて切ない。
最初からイジンとは実らないとわかって見てるのに、どうしても期待してしまった。それくらいヒドとイジンが良かった。最後があまりに切なすぎて涙しちゃったけど、この終わりでよかったんだと思うし、この終わり方だったから19〜21歳という長い人生の中での一瞬がかけがえのないものになったんだなと思えた。
そして何より個人的にはヒドとユリムの友情が涙すぎた。お互いの何も言わなくてもわかってるっていう2人だけの安心感と信頼感。
あと韓国の愛国心がユリム騒動()でよく見えたなあと。日本だったらスポーツ選手の帰化でそこまでバッシングを受けるだろうか。
最近見たドラマが98年あたりを描いてるものが多くて、その度に私はその時代を知らないのになぜか懐かしいものを感じる。そしてこのドラマの現在で描かれてるコロナ禍でマスクをしてる姿すら懐かしく思う自分がいるのだから不思議。

スーツ姿のイジンがあまりにかっこよすぎてあんなの彼氏だったらそりゃあ手に入れたくなるよな。ナムジュヒョクがいつ何の作品見てもかっこよすぎる。
雲呑

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