風よ あらしよのfleurのレビュー・感想・評価

序盤は松下奈緒の平塚らいてうが良いと思いながら見ていた。
田舎から出てきたばかりの伊藤野枝の無鉄砲ぶりも吉高由里子によく合っていた。しかし主義者となっていく過程の必然や、優れた文章を書く頭脳があるように見えず、、らいてうも野枝も、ただ恋愛にのめり込んだ末路を見せられたように感じた。
村山由佳にこの手の史実は手に余ったとも言えるのかもしれない。
とにかく吉高由里子の大河、心配である。