少年犯罪を題材にした社会派ドラマ。
毎話重く、いろんなことを考え感じさせられるドラマを超えた作品。
いろんな少年、少女が登場する。
殺人、家庭内暴力、売春、性犯罪...
この社会で起きたありとあらゆる犯罪とその加害者、被害者たちのストーリー。
法とはなんなのか。
少年犯罪はただかれかのじょらの罪を決めるだけでなく、今後同じ過ちを犯さない為に大人としてかれらをどのように罰するか。周囲や親ができなかった罰を裁判所が与える。裁判所が最後の砦だという判事の言葉がすごく残っている。
いくつもある少年犯罪の案件をスピード戦のようにただの事件として扱い、判決を出すことも出来るがそうでなく、事件ひとつひとつを人が犯した罪、そして今後生きる者への罰として判事が認識して更生させる努力をする大切さを知ったのと、人として本当に素敵なお仕事だなぁと思う。
少年犯罪がテーマのドラマ、のひとことでは伝え切れない魅力に溢れた作品。
人と社会について考えさせられる。
もう一度観たい！
