このレビューはネタバレを含みます
すごいドラマに出会ってしまった。
ながら見なんて絶対できない。
ファンタジーな内容なんだけどめちゃくちゃリアルというか…。
もう最初は阿部サダヲさんの佐伯が怖すぎて…。ホラーよりホラー。マルモのおきて最近まで見ていたからギャップやばすぎて意味わからない。本当に出てくる度に怖い。「私はね」と話し出す度に怖い。顔を顰めながら見ていたのが自分でもわかるくらい出てくる度に辛い、嫌悪感。あの目の怖さ忘れられない…。
でも佐伯のセリフ、途中から刺さりまくるんですよ…。「生きる義務じゃなくて生きる意味を教えてくださいよ。」とか、私が思っている「生きる事に関する疑問」を代弁してくれた。
でもそんな佐伯が「本当は生きたかった…」ってなるんですよね…。
自殺した人も本当は生きたいと思っているっていうのは、恐らくこう生きたい、ああしたいのに、できない…なんでだ…とかいう葛藤から死にたくなって、でもそれって理想を叶えられないから辛い…みたいなものなのかなー…と。まあ私がそうなんですけど。
最後の妻の義理の両親のシーンも良かった。
私ならブチギレるのに、キレずにあの対応することで全員が救われたよね…。
最後、りくのこと抱きしめられたのかな…。
忘れないドラマになりました。
