不思議なナレーションを軸になんとなく掴めないままサラッと物語が進んでいく印象。突然消えた女を探すために奮闘するかと思いきや周りに言われることで探し始める主人公。
いなくなった女は友達に相談してから失踪したのではないかと若者に言われハッとする大人達。友達っていう友達って大人になるにつれていなくなるよね。でもこうやってご飯屋さんに集まって話す仲間はいる。名前を知らなくてもそれだけで十分。
ミステリだと思って見始めたけどそういったテイストでは無い。でもかといってヒューマンドラマかと言ったらそうでもなさそう。暗い雰囲気のまま進んでいくのが独特だなあと思った。