壮大なスケールで描くファンタジーロマンス。
この作品で特筆すべきは美しくリアルなCG効果。今後の韓国ドラマ界に影響を及ぼすのではないかと。それくらい凄かった。毎回、映画級のクオリティ。
約1年半の撮影期間や、おおがかりで豪華な舞台セット。俳優はもちろん、制作陣の熱い思いが伝わってくる。
主演を務めたイジェウク君はパート1、2でガラッと雰囲気を変え、成長したウクを見事に表現していた。
ソミン、ユンジョンと共に相性がよく、どちらのシーズンも楽しめた。
ただ、今一つ(私的に)スコアが伸びなかったのは、シーズン2に入って、脚本のあらが目立ってしまったから。
ストーリー展開のために必要とは言えど、説明っぽいセリフが多くなり、ご都合主義的な要素を隠せなくなっていった。
二人のせつない関係、1部との対比を生かしたセリフなど、素敵なシーンもたくさんあっただけに、ちょっと残念。