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ハント・フォー・キラー 狂気の呼び声のシネマのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデンが舞台の警察モノ。

1989-2004年に起きた殺人事件を捜索資料に基づきドラマ化。

犯人が最後の方までわからないのだけれど、それまでずっとその町に住む前歴のある性犯罪者の話を聞いたりして不快なのと、実際にあった事件をベースにしているため、初見だと伏線なのか、そうじゃなく事実を追っているだけなのかわからなくて混乱。

他人ならダメだけど、親戚の子供ならレイプしても良いみたいなセリフが一番印象に残っている。その罪で刑務所に入り前歴がついたのだが…。

あと少女を集めてヌード写真を撮ったりとか。泣いてたから、脅されたりしたのだろうか…。素行が悪いから、そんなの何でもないという主張だったが…。経緯が気になった。写真を撮影したのは犯人の若い頃ではないよね…?モデルの一人は後の妻…?

捜索妨害する上司とか、メインの刑事の事、おかしいと思えなかったが、頭おかしい扱いされたり…。
セラピストの方がちょっと…という感じ。

スウェーデンも一昔前はこんなに酷かったという事なのかな。

実際にあった事件がベースとの事なので、再現ドラマみたいなものなのかもしれないが、その事件自体を知らないので、性犯罪と性犯罪者(グレーゾーンも含めて)のオンパレードが恐ろしかった。

真犯人が一番罪悪感があった印象。
激しい虐待を受けて育ったということで、解離状態か何かになった時に犯罪を犯してしまったのだろうか…と推測。

当時の福祉の担当者の○○が手抜きだったみたいなセリフが伏線だったのかな。
繰返し観ないと理解できないのかもしれないが、一回で十分…。
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