ひるね

アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実のひるねのレビュー・感想・評価

3.2
見始めちゃったから頑張って終わりまで見た。

「モルモン教」と「信仰」についての知識が乏しいのでなかなか難しかった。
しかし登場人物たちの葛藤は理解できた。

宗教コミュニティで育つということは恐ろしい。自分の考えを持つことが許されないからだ。

このドラマは、現代とモルモン教創立時の話とが交互に出てくるのでさらにややこしかった。

モルモン教とモルモン原理主義は一夫多妻を認めるか否かで分かれてる、って知識も必要。

ドラマの中で、「モルモン教原理主義者は男性に都合のいいように宗教を利用しているだけだ」と告発したところがすごく怖かった。(そんなこと言っちゃっていいの?的な怖さ。なぜならユタ州の州民の6割がモルモン教だし。そのうちの3割が原理主義家庭。そんな大きなカルトってある?みたいな!)

中高年の男性が少女を娶るのもそれは単なる小児性愛的な犯罪なのに、男性の性的欲求を神の啓示と言って女性の気持ちを無視する。

宗教や信仰というものに興味があるならおもしろいと思う。

そういえば、前に見たアメリカのドラマ「ビッグラブ」もモルモン教原理主義の一夫多妻の家族の話だった。←こちらは意外とユーモラスなドラマだったけど。
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