ここ最近観た海外ドラマの中で断トツにおもしろい。
一流料理店で働いていたシェフが、亡き兄の残した地域密着型レストランを引き継ぐ話。
ありそうな設定ではあるけれど、キャラクターの描き方がとても丁寧で、リアル。
Fワードの飛び交う厨房、麻薬、銃、借金等々。キラキラとはかけ離れた環境で奮闘するシェフたちは、完璧とは程遠い。だけど、どのキャラクターも歪で愛おしい。
各話30分の中に濃い人間ドラマが詰まっていて、ワンシーズンをノンストップで見続けられる。
決まりきった工程を繰り返しているだけのように見える厨房も、実は、アドリブと発明の連続で、ジャズのような心地よいリズムを奏でているのか！という発見。
シカゴに行きたい。
