命の重み、命の尊さを改めて考えると同時に、突きつけられる現実。
小さい体で病と闘い、子どもなりにたくさんのことを考えている姿に、何度も涙した。また、それに向き合い寄り添っている志子田先生の存在は見ていてグッとくるものがあった。
職場、家族、幼なじみとそれぞれの人間関係も丁寧に描かれていたのも印象的。
親子の会話がいつも軽妙で楽しいものだったからこそ母の病気と死に向き合わなければいけない現実には胸が痛くなったし、言葉は少なくとも幼なじみ同士それぞれを鼓舞し全てを受け入れ合っている姿は心が温かくなった。
北海道という広大な土地で抱える問題、「子どもの命は重い、未来が詰まっている」という言葉が忘れられない。
様々な思いや葛藤が本当に丁寧で誠実に描かれている素晴らしいドラマだった。
