ユウサク

プリティ・リーグのユウサクのレビュー・感想・評価

プリティ・リーグ(2022年製作のドラマ)
3.7
そもそも映画版の時点で邦題間違ってるし土台が同じだからって2022年にもこの邦題つけるのはちょっと考えられません。反省大賞。

野球のシーンはちょっと振り付けが上手くいってないところもあった気がするけどレズビアンはもちろんクエスチョニングな時期やトランス男性にもしっかりスポットを当てていて良かった。部分部分吹替で見たけどトランス男性俳優のリー・ロビンソン演じるバーティに当ててる三木晶が本人の声質も演技も的確に拾っていて素晴らしかった。
それぞれのキャラも魅力的で特にジェス。「カラーは現実だけで十分」とか「弱い動物は知った場所に戻る」とかセリフがいちいちカッコ良過ぎて笑ってしまう。罰金返してもらうところも良かった。
演出だと6話終盤の劇伴のドラムと警察がドアをドンドン叩く音がオーバーラップするやつが良かった。音楽的な高揚と忍び寄る破壊の紙一重。
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