ユウサクさんの映画レビュー・感想・評価

ユウサク

ユウサク

アンデス、ふたりぼっち(2017年製作の映画)

4.9

動物に関する残酷な描写あり。作り物であってほしいが……。

これはシネスコのスクリーンで見たかった。わからないことがたくさんあるのでパンフを注文。全編アイマラ語で撮影されていて、 原題の“WIÑAYP
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

4.7

マチュー・アマルリックが監督したやつ。凄まじかった。あらすじとかあるのかな?あるのなら確認せずにいきなり見た方がいい。

人間の記憶って全然時系列じゃないし過去も未来もごっちゃになって、そこに「こうで
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.6

最近16mmの映像ばっか見てる気がする。予告で見たコール・ジェーンまで16mmだったし。あとまた足立智充さんいた。もしかして「王国」が初見な方がおかしいのか……?

前作はただ「いい感じ」だからフィル
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

2.5

16mmで始まって「おー」と思ったけど、その後の会話がつまらないうえに長くてもう疲れた。それ以外の部分は主人公の妄想も含めてデジタルで味気ない。
その後もずっととにかく会話が長くてつまらない。解説の記
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

3.5

関心領域の前に見たくてBlu-ray買った(良い邦題だと思う)。当時の売り文句はキモいし中身も理解できてないだろ。

冒頭から大かまし。温度を一切感じないフィクションパートと無造作なドキュメンタリーパ
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

あらすじだけ見て勝手にループものなのかと思ってたけど、もっと広範囲をカバーするSFだった。ラムが校舎の窓から窓へ3回移動するカット、ちょうどランタイムど真ん中辺りで街がどういう状態かわかるところ、風鈴>>続きを読む

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.0

赤木さんの遺族や在日外国人の人たちがこれを見てどう思うか、それ以外の尺度はあまり重要ではないと思う。

そのうえでだけど、まだ森加計も入管もコメディにしていいタイミングとは思えないし、問題を単純化して
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.4

王国(あるいは〜)の足立智充が出てた。
日本語への字幕に関してはこういう作品の例があったからこそPHANTOM ユリョン〜とかでちゃんとつくようになったんだろうし、この頃は植民地支配下の韓国を舞台にし
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.4

1927年パートの方でローレン・リドロフが聴者として演技してて、これは凄いことなのでは?と思った。サイレントの形式なら垣根が無くなってろう者でも聴者の役ができるということ。クィア役者がシスヘテロの役を>>続きを読む

Here(2023年製作の映画)

5.0

雨降ってきて電灯がつくシーン凄すぎない?あんな場所が本当にあるの?いやあるんだろうけど配置とか電球の色味とかタイミングとか全部がこのカットのために存在してたような。そりゃ多少の作為はあるんだろうけど奇>>続きを読む

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.8

移民、貧困、性別など様々な尺度でマイノリティたる人たちが互いに支え合「わざるを得ない」環境というものをジャッジを下さず、ただ切り取る。そこに逆説的に批評性が浮かび上がってくるみたいな、そういう印象。前>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.1

「え、もう終わんの?」ってタイミングで終わった。以前配信で見た時よりかなり短く感じた。高精細な映像はもちろん、立川のastは音デカすぎて笑った。特にBurning down the houseはユニゾ>>続きを読む

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.2

やっぱり台詞と台詞の間が詰まり過ぎててまだ台詞を言い終わってないのに食い気味に「へえ」とかが入るのなんでOKテイクになってるのか理解に苦しむ。相手の台詞が終わる前に言おうとしてその台詞の頭の言葉の口に>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

-

空に浮いてるように見えるレンガの壁?とかあまり映画では聞かない低さの呻き声とかは良かった。

虫の声聞かせたいのはわかるけどいくらなんでもやり過ぎ。逆に騒音にしか聞こえないって人の気持ちの方がわかっち
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アイム・ユア・ウーマン(2020年製作の映画)

-

ちゃんと見たかったけど大雪の余波なのかWi-Fiが安定しなくてSDとUHDを行ったり来たりして集中できなかった。

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.7

序盤に自死のシーンがあるので要注意。

『サラブレッド』の人か。ティファニー・ハディシュがティファニー・ハディシュにしかできない役をやってて嬉しい。

資本主義の行き着く先。たかだか十数年後の設定にし
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ディアマンティーノ 未知との遭遇(2018年製作の映画)

4.3

どうみてもクリロナなスーパースターサッカー選手のディアマンティーノとシークレットサービスで潜入捜査を行うアイシャの奇妙な出会いがもつれにもつれて、みたいな?本なら「奇書」っていう表現があるけど映画だと>>続きを読む

Bros(原題)(2022年製作の映画)

4.5

ほぼオールLGBTQ+キャストの画期的作品。gleeの ドット・マリー・ジョーンズや『40歳の解釈: ラダの場合』のピーター・キム、SNLメンバーで『ファイアー・アイランド』のボウエン・ヤン(「怪演」>>続きを読む

クィア・ジャパン(2019年製作の映画)

4.4

オープニングクレジットがカッコよかった。

日本のLGBTQ+はもちろん、様々な性的「嗜好」を持つ人たちに関しても包括的に捉えるドキュメンタリー。ほぼほぼ日本語話者へのインタビューに英語字幕がつく形な
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.7

長編一作目でこれか。シアマやっぱり凄い。アデル・エネルもすでに完成してた。シンクロ本当にやってる人みたいで凄い。

冒頭から完全に「恋している」とわかるカットの連続、痛々しい若さの表現、「それはちょっ
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ヌラヌラ(2014年製作の映画)

3.4

「知識だけで頭でっかちになってわかった気になるな」というメッセージ自体は良かったけど、家父長制的な在り方を「そういう文化だから」で流そうとする雰囲気も感じられた。

マイベッド、ユアベッド(1998年製作の映画)

3.8

フィルムならではのコントラスト、ほぼ台詞なしのアクションのみで展開するところが良い。
ただギターの彼(「将来あの子と結婚するんだよ」と言われていた彼?)の女の子への迫り方が若干良くない見せ方になってい
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グリーン・ブッシュ(2005年製作の映画)

4.7

超スタイリッシュ。テープを挿す/抜く、扉を開ける/閉めるといったシンプルなフィックスのカットの集積がリズムを生む。ケニーの手つきが完全に慣れた人のそれなのが素晴らしい。そしてがおそらく家のない人たちの>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.1

村上春樹原作なので覚悟はしていたけどオープンクレジットまでの流れですでにげんなり。異性愛描写がキモいし死んだ女性の話を男連中がごちゃごちゃ話してるのが薄ら寒い。台詞重視の人なのはわかるけど最後は流石に>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.6

1話目は異性愛がこの世の全てと思ってそうで無理だった。4人で小津の『麦秋』見たって言ってたけどあれ見せててこれなのか……?ホン・サンスズームで笑った。あっちより意味はあった。なんならつい先日に『ノスタ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

2.5

うーーーーーーーーん……。

ビジュアルは良い。特に衣装は受賞しても文句ない。セットも金かかってる感じする。35mm撮影なのも良い。ただそこに「理由」が無い。魚眼は良いとして覗き見視点みたいなやつは目
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

5.0

現状のオールタイムベスト。本当に怖い映画だと再確認した。心臓がバクバクして息も上がった。
フィルマークスでも一位にしてる作品だけど「好き」とか「面白い」とかはなく、「畏怖」とか「畏敬」しかない。人生の
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螺旋銀河(2014年製作の映画)

3.8

終盤まではグレーディングも何もない味気ないデジタルまんまな映像とか間が詰まり過ぎの会話、綾役の人のちょっと看過し難い棒読み具合にほんのり顔をしかめてしまう感じだったけど、最後のラジオドラマの脚本でにわ>>続きを読む

オンマ/呪縛(2022年製作の映画)

4.9

4K

母・娘の話と移民・移民二世の話を同時にやってて普通に上手いと思う。サンドラ・オーが「オンマ」の幻影を見た後に(ここの「ただそこにいる」感が怖過ぎ)娘が部屋に入ると稲光でうずくまっていたサンドラ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.7

撮影、編集、音楽は流石。「えっ」っていう動物の使い方、唐突なダンス、ラストカットの長さ。コリン・ファレル以外のキャスト知らなかったので有名な人がポンポン出てきたのも楽しかった。

やっぱりお話に乗れる
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