ユウサクさんの映画レビュー・感想・評価

ユウサク

ユウサク

COMET コメット(2014年製作の映画)

1.5

男の言動がいちいちキモ過ぎるしそういう男の妄想を具現化したような都合の良い女性像(マニックではないしピクシーでもないけどドリームではある)がこれまた気持ち悪く、全然話に乗れなかった。そしてそのキモさを>>続きを読む

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.5

これで三部作全部見た。そういや暗転ぶつ切りをやる人だったなと思い出す。「走る」というアクションの撮り方が好き。単なる横移動でもなくスピード感がある。タップも。いきなり川に突き落とすところとかも。ただ危>>続きを読む

プレイタイム(1967年製作の映画)

3.3

オープニングかっこいい。U-NEXTで配信されてるのは4Kレストア版と言われてもそのまま信じるくらい綺麗なマスターだった。レストアクレジットは出てたけど4Kの文字が出てたかは忘れた。
20年以上前に渋
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フリーランス(2015年製作の映画)

2.7

対等ではない状態から始まる恋心の発生には乗れない。実際U-NEXTの見どころ欄に「恋をして舞い上がったことがある男性なら共感必至」などと書かれてしまっているように(U-NEXTのこういうところの文章は>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.4

冒頭のアレが全てなのではなかろうか。もしそうなら、ありふれた物語をなぞることにも、メタ的な言及にも意味が生まれてくる。

グロリア 永遠の青春(2018年製作の映画)

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セバスティアン・レリオによるセルフリメイク。オリジナルを先に見てたのであまりにストーリーが全部同じすぎて、リメイクの意味がわからなかった。本当に制作国だけ変えてスター入れて、みたいな……。それなのに大>>続きを読む

波止場(1954年製作の映画)

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妙に窮屈なビスタで不思議に思いYouTubeで調べたらクライテリオンのお勉強動画が出てきてわかりやすかった。スタンダードからビスタへの過渡期の産物。
U-NEXTでは1.85:1ではなく1.78:1で
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.1

200席くらいある大きめのスクリーンで見た。グラシネ池袋のスケジュール見る限り素材は4Kではないらしいけど一部の映像はとても高精細に見えた。4Kプロジェクターに変わったらしいスクリーン2で見たのも関係>>続きを読む

エロティック・ハウス/愛奴(1972年製作の映画)

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香港初のレズビアン映画と言われている作品。性暴力を受けた女性のリベンジものでもあった。
ポルノ的な消費の側面はやや強いし娼館の主と娼婦の不均衡な関係だし「愛憎渦巻く」みたいなニュアンスなので良い表象で
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バッド・エデュケーション(2019年製作の映画)

3.2

「サラブレッド」「見えざる手のある風景」のコリー・フィンリー。まだ3作しかないのか。

ルック良いし、ジェラルディン・ヴィスワナサン出てて(「ハラ」の次がこれか)嬉しいし、大仰な音楽の使い方も良かった
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

1.2

こんなもんで何か言ってる気になるのヤバいと思う。テリー・ノタリーのシーンはチンパンジーがやってることとして描いてるNOPEと、人がやってることして描く本作では話が変わってくる。女性を押し倒し始めた辺り>>続きを読む

ヴィタリナ(2019年製作の映画)

4.8

上映があるの知らなくてBlu-ray注文済みだった。映画館で見ても良かったかもしれないけど、ここまで徹底的に黒を、しかもわずかなグレインも許さないようなレベルで使う人なら、夜に部屋を真っ暗にしてデジタ>>続きを読む

ジェーンズ -中絶の権利-(2022年製作の映画)

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「コール・ジェーン」で描かれた「ジェーン」たちのドキュメンタリー。妊娠週数や年齢、支払える金額を記載したカードや施術器具など実際に使われたものが出てくる。当時シカゴは「欧州外ではもっとも敬虔なカトリッ>>続きを読む

コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

3.5

「ペドロ・コスタ 映画が震える瞬間」
http://outsideintokyo.jp/j/interview/pedrocosta/

↑鑑賞後に読んで理解が深まった記事。主演ヴェントゥーラの「これ
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トンマーゾ(1967年製作の映画)

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これを含め子どもを撮ってるやつは危なっかしくて見てられなかった。ホモソを皮肉ってるようにも感じられた。

女性として生きること(1965年製作の映画)

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取される女性の現状をストレートに糾弾。今なお響いてしまう内容。

都会の名もなき者たち(1958年製作の映画)

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短編5本連続で。どれもアグレッシブな撮影が面白かったけど犬への暴力は引く(「マラーネの歌」の方だったかも)。

ある方法で(1977年製作の映画)

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序盤ちょっと寝ちゃったけど「ギレルモって誰?」×2で覚醒。歌詞は良くなかったけど音楽はめっちゃ良かった。色んなイシューが詰め込んであっていまいち把握しきれなかったので見た後にいろんな人の感想・解説を読>>続きを読む

サンティアゴへ行こう(1964年製作の映画)

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ヴァルダ関連で気になって見た。ドキュメンタリーのスタイルは確かに近かったし、小さい鏡を使って撮影してる自分を撮るところとかそっくりだった。被写体との距離感も似てたかも。ダンスが盛り上がってるところでバ>>続きを読む

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