このレビューはネタバレを含みます
最初はステレオタイプっぽいキャラクターいるなあと思っていたけど、レイシズムの描き方に力が入ってたので得点が引き上がってしまった。
ダン・ファロンみたいなレイシストセクシスト白人シスヘテロお坊ちゃん男となんとなくそれを取り巻く男たちなどとてもリアルだった。反レイシズムが笑いのネタにされる様子、悪意なくそれを笑う人々、立場の違いから状況の見え方が全く違う事情聴取、会社のその後の対応、トーカズムのお飾りに利用される葛藤、ノーと言えない刷り込みなど、主人公がパートナー弁護士になる夢を追うというストーリーに対して現実的な壁としてそれらが組み込まれているから真実味があった。
どの人たちも、突然性的に燃え上がるの意味がわからなくて面白い。たしかにレイチェルは魅力的だけど…