史実にないフィクションとのことだが、ストーリーが抜群に面白い。好き。伯山先生の講談をナレーション的に使うアイデアも良く、短い尺で過不足なく纏めていて流石。
幕府側勝海舟(尾美としのりさん)と薩摩藩側相楽総三(シソンヌじろうさん)の権力に胡座をかいた、いけ好かない演技が最高。
ただコメディタッチの演出がこの題材に果たして合っていたのか?結構陰惨でどん詰まりなストーリー、wikiで人物紹介見たら、原作ではドラマと違い主要人物がもっと死んでいる。個人的な趣味といってはそれまでだが、もっとシリアスでダークなトーンで観てみたかったかなあ。