ミツバチゴロバチさんの映画レビュー・感想・評価

ミツバチゴロバチ

ミツバチゴロバチ

黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

3.9

幸田(妻夫木聡さん)と北川(浅野忠信さん)の、暴力への一切の躊躇のなさが一番の見所。大学の同窓生なんだよね?ヤンキー上がりって感じでも無さそうだし、どういうバックグラウンドでこんな人間になったん⁈と。>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.2

久々再見。うんまあ普通に面白かった、くらいの印象だったのだけれども…。

わぁ、これ今、今観た方が全然いい。こんなに響き方が変わるとは。

何せキャストが、塩谷俊さん、小出恵介さん、高岡蒼佑さん、沢尻
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友へ チング(2001年製作の映画)

3.9

世界各国で必ず作られているだろう、少年時代の仲良しグループがやがて別々の道を進み大人になり再び邂逅するが…映画、韓国代表ってところでしょうか。同じ韓国、少女版なら『SUNNY』がありますね。

仲良し
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スタントウーマン/夢の破片(かけら)(1996年製作の映画)

3.5

いやこれ1996年作か〜。完全に80年代のルックス。もしリアルタイムで観ていたら同時代比較での作品クオリティに肩がっくしで劇場を後にしたことでしょう。

編集はズンドコだし、そもそも主人公たちと敵対す
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.4

法規制により姿を消し行く香港のネオン看板。それでも「その灯を消さない」と奮闘する主人公たち。と、否が応でも今の香港映画産業と重ね合せずにはいられない構図になっているのが上手い。

ネオンが彩る煌びやか
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ファンタズム IV(1998年製作の映画)

3.3

久々再見。なんだかもうこの登場人物たちは何が目的で動いているのかよくわからなくなってきて、もはやアート映画の趣き。2週間前に観たばかりなのに、もう内容がうろ覚えです。これはもしやあの映画の元ネタか⁈と>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.7

う〜ん、面白い!頁を捲る手が止まらない。みたいな。

気の利いたオチ、ビジュアルショッキングなアクシデント、音楽づかいもカッコいい。

ただ終わってみると、ドヤっ!ていう監督のしたり顔が思い浮かんで鼻
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ファンタズム III(1993年製作の映画)

3.6

久々再見。いかにもこの時代の"3"な"Ⅲ"。最初の作品設定(世界観)はどこへやら。夢の話はどうなった?敵はドワーフがウリだったのに、え?普通のゾンビ?そもそも今となってはこの登場人物たちを動かしている>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

面白っ!鳥肌立った。

いつの時代かも不明、スタジオセットのあからさまに作り物の街・景色、奇天烈な劇伴に次々変わる撮影方式、癖の強いメインキャスト、と強烈な世界観を初っ端から押しつけてくるのだけど、あ
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ファンタズム II(1988年製作の映画)

3.7

久々再見。いかにもこの時代の"2"な"Ⅱ"。主演俳優がしれっと別人になり、話も無理やり作った感で、ちょっと間延びした感は否めない。

が、後半やっとシルバー・スフィア(しかも今回はだんご三兄弟ならぬ銀
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.8

あ〜面白かった。満足満足。と劇場を後にして、スパッと日常に切り替えられる一本。130分ゆるみなしの良作ディザスター・エンタメ。

『福田村事件』がよく引き合いに出されるように、非常時に露呈してしまう"
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ファンタズム(1979年製作の映画)

4.1

久々再見。久々のシルバー・スフィアに大爆笑。やっぱケレン味あるわ〜。

トールマン&ドワーフ、音叉みたいな異世界転送装置(あれなんて言うんだっけ?)に、若ハゲレジー、と『ファンタズム』といえばのアイコ
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.8

フード好きにとっては、厨房シーン、しかも100年以上前の、でも調理法や調理器具は今に通じるので遠い世界の話ではない、を劇伴を廃してけっこう丹念に見せてくれるので、ワクワクしっぱなしでした。イートシーン>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

この歳にして初ヴェンダース。面白かった!

2023年の日本を舞台にした映画としてはファンタジーだなあとは思うが、結局そこが見せ場とも言えるし、まあとにかく映画自体の面白さが、他のネガティブ要素(製作
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.9

エメラルド・フェネル×バリー・キョーガン、のみの前情報だけで鑑賞。やっぱり何も知らないで観る映画は面白いね〜。

尚更今作、かなり後半になるまで(なっても)、いったい何の話・ジャンルなのかさっぱり読め
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

さすがに観るのが遅すぎた!

これほどの話題作・重要作ともなると、折に触れ名前が上がり、もう勝手に内容から考察まで耳に入ってくるわけで、いかに革新的なのか、どこが見所なのか、でもこんな批判が、etc.
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.3

カウリスマキ監督作品は90年代に何作かは観たけど、内容も、何を観たのかも覚えていないし、その後も追っていない。ということはまあそういうことだと思うのですが、今作、やたらとフォロイーさん達の評価も高く、>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.1

アメリカン青春もの、学園ものが大好物な僕なので、お話は好きに決まってます。4つのエピソードそれぞれがキャストもいいし顛末もいい。面白い。それでも特にこのジャンルの映画として突出するものがあるのか?とい>>続きを読む

天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

5.0

久々再見。大好きな1本。配信に全然ないのでDVD買ったよ。

自分はやっぱり、移動する話(ロードムービー)と、だらしないSEXが続く話、がつくづく好きなんだなあと。106分あっという間。傑作。

久し
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.0

地味すぎんだろ!

いやいやこんな地味な作品が(単館界隈とはいえ)話題作となって、ちゃんと劇場公開されていることへの嬉しいツッコミです。ケリー・ライカート監督作を観るのはまだこれで3本目だけど、どれも
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(2023年製作の映画)

3.5

オーバーワークからの、あ〜体調崩しそうだな〜今日の休みは自重して家に籠るべきなんだけど…先週から『首』やっとるってなったらそんなもん行かなかんがね!

案の定翌日発熱して、こじらせ、仕事も休み、本調子
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んで、全部、海さ流した。(2013年製作の映画)

3.7

久々に清々しいヤンキー(元)を見た!

リアリティがある、っていっても実際はほとんど触れたことのない世界なので、映画的な"盛り"がないというべきか。キャラクターとしての愛くるしさがまるでない。うわ〜、
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麦子さんと(2013年製作の映画)

3.8

吉田恵輔監督は、話の本筋にはそこまで関係ないちょっとした描写やキャスティングで、人物や作品にサブリミナルな多層性を加えるのがほんと上手いよな〜。それによって映画の奥行きというのかな、この世界は広がって>>続きを読む

鯨の骨(2023年製作の映画)

3.0

『すべて忘れてしまうから』『ガンニバル』と傑作続きの(世間的には『ドライブ・マイ・カー』ですかね)、大江崇允さん待望の監督作ということで、期待値ガン上がりで、仕事休み朝イチ、劇場に駆けつけたのですが。>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

車(カー)フー最高!ドニー・イェンもいいね!

な・ん・だ・け・ど、長ぇ〜〜〜よっ!!いくらなんでも。何回も寝落ちしそうになった。退屈で長く感じてしまうってことではないんだけど、このシーンこの長さいる
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.0

なんか久々にこんな映画観たな〜っていうオールドスクールな"イイ映画"!

泣いて笑ってハッピーエンドで、尺も108分!輝かしい仕事(才能)から離れること長く、主婦・母親として生きる単調な日々に「こわれ
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マサラチャイ(2017年製作の映画)

3.4

映画撮影現場専属チャイ係(職業)に憧れる〜。かつて(今も?)のムービースターには専属のチャイ作りがいたりとか。

劇中出てくる言葉「チャイは誰にでも平等」。ほんとにそうだ!カースト差別、宗教の対立、女
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右側に気をつけろ(1987年製作の映画)

3.8

この作品へのゴダールの発言「映画館の外で町を観ても、空を見上げても、理解しようとは思わずにただ感じるだけなのと同じに観るべきだ」というのを目にして、まあわかっちゃいるけどちょっと観るのも億劫になります>>続きを読む

発禁本「美人乱舞」より 責める!(1977年製作の映画)

3.5

SMを媒介にしたエロでなく、SMそのものを描いた作品だった。もはや肌の露出や性的辱めはなどは重要でなく、この映画のメインイベント(しかも2セットやる)は氷雪責め(⁈)である。

吹雪の中、木に縛りつけ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.3

リアルタイム劇場以来の再見。年間ベスト級に良かったと思ったはずなのだが、当時(観てからちょっと時間が経った頃)からして、しかしどこが良かったんだろう?特に記憶に残るシーンあったけ?という具合で、もちろ>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.7

好きすぎるとしか言いようがない。どこがどうとか関係なくすべてが肌にしっくりきすぎる。楽し幸せすぎて終始頬が弛みっぱなしでした。オスカー・アイザックは無茶苦茶キュートだし、最高の猫映画だった。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.7

『シークレット・インベージョン』はこれの続きだったのか!これ観ずして『シークレット〜』を十分に楽しんだ私を誰か褒めて欲しいです。

キャロル・ダンバースが地球に来てからの、カルチャーギャップギャグと手
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.8

今頃書いているのですが、2022年上映作品の断トツNo.1!(観てる分母が圧倒的に少ないですが…)

観たい映画の前情報は極力入れないようにしているのですが、それでも漏れ聞こえてきた、「映画史が〜」「
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キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(2021年製作の映画)

4.2

アル北郷さんがpodcast(Voicy)で絶賛していたので、これは!と鑑賞。むちゃくちゃ良かったです。

第二次世界大戦下の現ウクライナが舞台。ドイツ、ポーランド、ソ連の攻防で目まぐるしく変わる戦況
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ムービー43(2013年製作の映画)

2.3

ジェームズ・ガン監督パート目当てで鑑賞。

下ネタは大好物なのだが、この映画、こんな豪華トップスター俳優たちがこんなにおバカでお下品なことを嬉々としてやってますよ〜。どう?面白いでしょ〜。っていう製作
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実録エロ事師たち(1974年製作の映画)

3.3

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』ならぬ、『クライムズ・オブ・ザ・パスト』だ!

いや、夫婦が客前で白黒ショーをするとか、信じ難いことをしているけど未来にはあり得そう、の逆方向で、今となっては信じ
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