聖徳太子のレストランの2の情報・感想・評価

エピソード02
得意を活かせ
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あらすじ
閉店寸前だったレストラン「ラプソディア」は三上の提案により、 デリバリー専門の「聖徳太子のレストラン」としてオープン。 様々なジャンルの料理を注文できるとあって、 なかなか盛況していた。 シェフの徳井は相変わらず黙々と料理を作り、 三上は配達にくる”メシデリ”の宅配員に出来上がった料理を渡し、 オーナーは店の隅でコーヒーを飲みながら2人の様子を眺めていた。 ある日、徳井がまかないで作ったラーメンを気に入った三上とオーナーは配達メニューに加えるよう提案。 しかし、配達中にラーメンが伸びて味のクオリティを保てない、という理由で徳井は却下。 徳井の料理人としてのプライドに関心し、ラーメンを配達メニューに加えることは保留となった。 日々、様々なオーダーに対応し、忙しなく過ごしていると、メシデリ宅配員の一人、 倉持に神妙な面持ちで話しかけられる。 「あのぉ、僕を雇ってもらえませんか?」 彼から発せられた予想外の言葉に驚く三上と複雑な表情をする徳井。 形式的な面接をし、オーナーからも採用の後押し受け、 倉持はシェフ見習いとして働き始める。 徳井の下で一生懸命働く倉持だったが… 散乱する皿、山盛りの青のり、飛び散るケチャップ… 倉持は天性のドジ人間だった。 三上はキッチンの状況を見て、慌てて倉持をキッチンから連れ出す。 落ち込む倉持と話を聞くオーナー、三上は徳井がいつ怒り出すのかヒヤヒヤしていたが、 「待たせたな」 テーブルには4人分の賄い。 徳井の意外な行動に驚きつつ、まかないを食べながら倉持から話を聞くことに。 ところが彼にはある隠れた才能があった…。