けいた

最悪の悪のけいたのネタバレレビュー・内容・結末

最悪の悪(2023年製作のドラマ)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかく脚本がクソ。

江南区を拠点に韓中日の麻薬取引を仲介するイケイケの若い暴力団に田舎の警官が潜入操作するドラマ。作品の主題は「信頼」と「裏切り」なのに、「信頼」を描くシーンがほとんどない。だから「裏切り」の種明かしされてもただ胸糞が悪いだけ。

韓国ノワールが一番得意な麻薬取引と抗争という舞台設定があるんだから、そこで物語りをドライブさせたり、推進力にすれば良いのにそれもまったくない。

どうせなら主人公が暴力団に深く入り込んで、組員それぞれのさまざまな側面と、市井の人間たちのさまざな面を見て、あの暴力団のメンバーが社会的に孤立して、ここしか居場所ないことを描き、それをあのカリスマが牽引してることを描けば、もっと「信頼」を「裏切った」ことが「最悪の悪」であると描けたはず。

まじで主人公の嫁を絡めた意味がわからん。

あと日本が絡む配信ドラマならちゃんと日本語を話せる俳優か、イントネーションをしっかりと指導できる人をチームに入れるべき。特に今回の作品はめちゃくちゃ日本が重要なんだから、せめてもう少しちゃんと日本語を話してくれないと。

唯一良かったのはBIBIちゃんと側近の関係性だけ。2人ともすごく良かった。それがなかったらマジで⭐️ゼロ。

で、結局オープニングのシーンてなんだったの? まともに編集もできんのか。ホントにヘタクソ。
けいた

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