現代の仄暗い部分を1人の女性の一生を通して描いた作品。
理不尽な社会、学校のヒエラルキー、性を売る仕事、歪んだ性癖、刑務所内の汚職、毒親。
内容てんこ盛りのせいで、想像してた展開にならず困惑する人が出てくるのも頷ける。
オナムパートまじで気持ち悪かったな。
オナム母は息子のことというより、嘘でも自慢の息子がいる風に振る舞って自分を満たしてたのが、それを亡き者にされたからブチギレてる感じがした。死んでも尚、息子自身のことはちゃんと見てない。
子供たちがちゃんと仲直りできてよかったし、生き残れたことが救い。
この世の中は暗く苦しいことに溢れているけど、希望はちゃんとあるんだって思えた。
