SPドラマで教場シリーズを知り、今期の連続ドラマも視聴。
最恐の教官が誕生するまでを描いた物語だったが、正直メッセージ性があるというよりかは、淡々と1話ずつ形式的に物語が進んでいくだけ、という印象だった。
刑事モノ王道の、最初に犯行場面を映した上で、事件の謎を紐解いていくスタイル。今作は指導官と新人刑事の師弟関係を中心に描いているため、事件の内容はあまり深掘りされず、割とあっさり解決する。そのため、推理作品が好きな人にとっては物足りなさがあったと思う。
新人刑事5人にそれぞれ異なる個性があった点は、見ていて飽きず、面白かった。ただし、どうしても一人当たり40分間×2話しかないので、成長過程をあまり感じにくかった。
それでもなお、画面越しに伝わる木村拓哉のオーラは圧倒的だった。また、最後の次回予告を交えたUruのエンディングは余韻があり良かった。
原作が連ドラ向けではないのか、SPドラマほどの没入感はなかったが、続編がありそうなので気になるところ。
