フィリピン、カジノ業界で大物となったチャムシク(チェミンシク)の物語。
自分の好みとは違うかな、と思っていたけど、渋くて男臭い、独特の世界の話で面白かったです👍
S1は半分以上がムシクの生い立ちと半生について。
ムシクが、いかに金儲けの才覚と度胸のある人間なのかが理解できました。
S2から、本格的にスリリングな展開が多くなり、引き込まれました😆
そして、ムシクを追う、コリアンデスクの武骨な刑事役、ソンソック。(S1の5話から登場)
「ここは韓国じゃない、フィリピンだ!」と言われ、韓国から派遣された難しい立場の、途方に暮れた感じがよく滲み出てました!
現地警察のフィリピン人パートナーとやり合うシーンでは、英語で激昂する演技がすごく上手で、しびれました〜✨
法やルールよりも、カネとコネがモノを言う特殊な世界。
その世界で、のし上がっていくこと自体が"賭け"のようなもの…
長年培ってきた舎弟との信頼関係もはかなく、最終話は衝撃的でした😨
1話の何気ない会話に出てきた、
「花に十日の紅無し…」と言う言葉。
(日本で言うところの『栄枯盛衰』等に近い意味と思います)
この言葉が全てを物語っていました🤔
最終話の山場は、見終わった後ショックで、しばらくボーっとしてしまうくらい凄かったです👍✨