このレビューはネタバレを含みます
父と息子の素直になりきれない日常のやりとりも一生さんと橋爪さんが演じると面白いなあ、とのんびり見ていたら、途中でガラリと話の転換があって唸る。
意識の投影と幽霊を別物として描くとは……
全体的にコメディタッチだが、毎話心の機微を吐露する繊細なシーンが挿入され、緩急は割と激しめ。個人的に星太郎に感情移入することも多く、そのヒューマン部分を見たいがために毎話録画していた。
ファンタジックな設定ながらも、あくまで淡々と家族を描き、心の折り合いをつけていく、時に痛くも優しい物語でした。