黄推しバナナ

しょうもない僕らの恋愛論の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

しょうもない僕らの恋愛論(2023年製作のドラマ)
4.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2023年1月期ドラマ】

原作 :
原秀則
監督 :
近藤啓介
松本花奈
本田隆一
脚本 :
いとう菜のは
今西祐子
出演者 :
眞島秀和
矢田亜希子
中田青渚
木全翔也(JO1)
橋本じゅん
嶋田久作
杉本哲太
手塚理美

原作は未読

筒見拓郎(眞島秀和)は書籍デザイナーで40代前半の独身男性、地味…
大学時代に、宇崎(黒田大輔)
、柳(好井まさお)、谷村安奈(中田青渚)の4人でのバンド結成。谷村安奈は拓郎が大学時代に愛した人だった…
月日は流れ、突然谷村安奈に似た高校生が筒見拓郎の前に現れ、母はどんな人でしたか?と…

出だし良好☺️

谷村くるみが筒見拓郎にアカウント名・谷村安奈を使い、SNSで拓朗に友達申請して接触を図り母親の昔の話を聞き出す

突然起こった訃報

蘇る大学時代の思いで

今も付き合いのある昔のバンド仲間

思い出した事による現在の後悔

実にイイ☺️

ノスタルジックを感じるキャスティングと映像、ロケーション、ライティング
細い小道具、繊細な台詞
ところどころクスッと笑える
夕日が目に染みる
よく出来ている

眞島秀和
中田青渚
のキャスティングが実にいい

拓郎が高校時代の同級生で大手家電メーカーの美容機器部門の課長・森田絵里を演じている“矢田亜希子”

モブ役で登場も少ないが
筒見拓郎の事が好きなんだろうと思わせる演技と安定した存在感🤔

矢田亜希子
演技が上手くなったよね☺️

擦りに擦られ、拾われ捨てられ、劣化を重ねてのエモーショナルを感じる演出と脚本🤔

空気感を十分に映像に落とし込んでいる
台詞説明は無い🤔
感じさせるプロット🤔

この世代(40、50代)にジャストする☺️

それが…
しょうもない僕らの恋愛論

“ちょっと思い出しただけ”の空気感や映像美に好感を持てた方にはオススメです☺️

※ちょっと思い出しただけ(2022年)
 監督 : 松居大悟


早く続きが見たい作品
もう少し見守ることにします。

スコアと面白ければ下記にレビューを追加して行きます…

3/27追記

いやー終わりましたねぇ〜

結局、思い出と言う幻想(ファンタジー)の中から抜け出せず一歩も動かない時代の流れに取り残された筒見拓郎(眞島秀和)と、彼を取り巻く幻想から抜け出して未来に歩き出す時代の流れに身を置く人達の物語だった…

筒見拓郎とほぼ同じ現状の身としては
耳が痛い…

まぁ筒見拓郎みたく仕事と生活状況は裕福ではないがね…
そこがちょっと現実と違うくねぇと思ってしまった…

何方か同じような作品で“紅の豚”のポルコ・ロッソの方が世の中の流れに反して生きていて今の社会の独身貴族に通じる者がある🤔


筒見拓郎(眞島秀和)→ポルコ・ロッソ
森田絵里(矢田亜希子)→マダム・ジーナ
谷村くるみ(中田青渚)→フィオ・ピッコロ

と言ったところか🤔

※紅の豚(1992年)
監督 : 宮崎駿

なんだかんだ言っとりますが、今の社会問題を上手くノルタルジックに作品に落とし込んでいて面白かった👏
黄推しバナナ

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